あの頃の撮影コーディネーション
長年やろうと思いながらも後回しにしてしまっていたウェブサイト作りを最近慌ただしく行っている中でふと一番最初にアシスタントコーディネーターとして携わった撮影現場を思い出しました。
右も左も分からないままコーディネーターの方やディレクター、カメラマンの指示に従いマン島で3週間撮影を行って当時は携帯電話もあまり普及されていなかったことから現場を離れ一人で頼まれた指示を行う際にはコーディネーターに連絡することもできず自分で考えなんとかしなければいけなかったのですが、背負った責任や緊張感は今でもはっきり覚えています。そんな状況の中なんとか必死に食らいついていきわからないなりに過ごしていたのですが、コーディネーターの方やデイレクターの方々に『頼りにしてるよ』と言われたことが一番のモチベーションになり簿力ながら一つの作品に関われたこと、そして番組が放送されたことがとても嬉しくて個人の力が合わさるプラス要素がこの仕事の醍醐味なのだと感じました。今は世の中も便利になりましたが番組作りの根底は変わっていないし、人の力を合わせる事が一番重要なのだと思い出しました。あれから何年も経ち自分のポジションも変わりましたが、皆の力を合わせ、調整し、引き出していくのもコーディネーターの醍醐味です。関わってくれてるスタッフと一緒に我が社の新たな船出の大きな旗としてこの気持ちを掲げていきたいと思います。